肌に必要な栄養素は食事からバランスよく取るのが理想です。
サプリメントなどを利用する方法もありますが、忘れてはいけないのは「各種の栄養素は互いに補い合って働く」ということです。
肌によいといわれている栄養素だけを大量にとっても、それほどよい効果を期待できません。
また、食事の役割は「栄養補給」だけでなく、「おいしさ」を楽しむことも大切です。
食べることを楽しんで満足感を得ることは、心をよい状態に保ちます。
無理なダイエットも、肌の状態を悪くする原因といえます。
ただ食事の量を減らすようなやり方をすると必要な栄養素まで不足してしまったり、
食べたいのに食べられないストレスが肌に影響を与えることが多いからです。
食品に含まれる栄養素は、大きく6つのグループに分けることができます。
日頃からこのグループ分けを意識して、栄養が偏らないように気をつけましょう。
☆炭水化物
燃焼のスピードが早く、脳や神経系が活動するための唯一のエネルギー源です。
1日に必要なエネルギー量の約60%以上を糖質からとるのがよいといわれています。
☆脂質
最も高カロリーの栄養素です。
体を動かすエネルギー源のほか、細胞膜や血液、ホルモンの材料になります。
脂溶性ビタミンの吸収をよくする働きもあります。
☆タンパク質
人間の体の構成材料となる栄養素です。
皮膚、内臓、筋肉をはじめ、血液、代謝に関わる酵素、遺伝子など、さまざまなものの材料として欠かせません。
☆ビタミン
種類により働きは異なりますが、主に体内での糖質、脂質、タンパク質のはたらきをスムーズにする役割を果たしています。
☆ミネラル
ビタミンとともに、体の機能維持や調節のために働きます。
普通の生活をしていれば、必要量を満たせるものがほとんどです。
ナトリウムやリンなど、取りすぎに気を付けたいものもあります。
☆食物繊維
糖質のうち、人間の消化酵素では分解されない成分です。
栄養素として体に吸収されることはありませんが、血糖値の上昇を防いだり、腸の働きを整えたりするのに役立ち、
生活習慣病の予防効果が注目されています。